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ツタンカーメンのエンドウマメ
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ドクダミは人を助ける十字架のかたち
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林檎がもう色づいている!
春が終わると、あっという間に季節が移ってゆきます。
仕事に追われ、しばらく庭に心が向くことなく日々を過ごすうちに、気がつけばすみれや都忘れの花の季節は終わり、庭一面が緑に埋め尽くされています。その緑の中でも、いちばん元気がいいのはフェンネル。 庭の土と相性がいいのか、こぼれ種でどんどん増え、あちこちで海藻のようにゆらゆらしています。
「ふわふわした羽のような葉、打ち上げ花火のような薄黄色の華、ほろ苦い中に甘みを秘めた香気」、熊井明子さんはフェンネルについてこんな風に書いていらっしゃいましたが、フェンネルがあると、そこは「異国情緒の漂う野」となり、「葉陰から今にも妖精が姿を現わしそうな」魔法に満ちた庭に生まれ変わります。
自由奔放に、のびのびと植物が育っている(母に言わせれば全く手入れが行き届いていない)庭は、今がいちばん輝いているように思えます。原っぱのような草一杯の風景の一角にはラヴェンダーの紫色の花が風にそよぎ、ドクダミの白い十字のような花が咲き、見上げると、ミモザの木には種を入れたサヤがクリスマス飾りのようにぶら下がり──。草も、木も、花も、ハーブも、野菜もごちゃごちゃに育っている庭ですが、その間を蜂や蝶々が飛んでいます。その様子を眺めながら、『シンプルな豊かさ 1月▸6月』(サラ・バン・ブラナック 延原泰子訳 早川書房)の中にあったバーネットの言葉を、種のようにそこに蒔いてみました。

「庭があるとき、あなたには未来があり、未来があれば、それは生きていることだ」
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ティートゥリー