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移動式文庫棚
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この部屋で開催します。
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銀月アパートメントの桜

週末は雨の予報ですが、春恒例のお部屋マーケットを4月5日の午後一時位からゆるりと開催します(夕暮れまで)。
今回は、移動式文庫棚、黒板本立てなどの木工製品と、Atelier.Sumire.Gingetuの紙もの雑貨(マドゥモァゼルのためのイメージノオト、菫文学帖、かふぇのおと、ポストカード、便箋など)、修道院のおやつセットを販売予定です。お花見がてら、ふらりとお立ち寄りください。
* ただし、銀月アパートメントの住人の迷惑にならないよう、南12の部屋以外の場所への立ち入りはご遠慮くださいね。

銀月アパートメントの桜も今週末が満開の予報です。
このアパートメントとかかわりを持ってからもう10年以上になり、毎年、桜の季節が巡って来ます。自然とはそのようなものだとわかっているのですが、そのことが嬉しく、面白く、不思議で、その自然の秩序に心がなぐさめられる気がします。


      緋桜(ひざくら)

  赤くぼかした八重ざくら、
  その蔭ゆけば、ほんのりと、
  歌舞伎(かぶき)芝居に見るやうな
  江戸の明りが顔にさし、
  ひと枝折れば、むすめ気(ぎ)の、
  おもはゆながら、絃につれ、
  何か一さし舞ひたけれ。

  さてまた小雨ふりつづき、
  目を泣き脹(は)らす八重ざくら、
  その散りがたの艶めけば、
  豊國の絵にあるやうな、
  繻子の黒味の落ちついた
  昔の帯をきゆうと締め、
  身もしなやかに眺めばや。
     
       ──与謝野晶子詩篇より